観音寺の歴史

現在、観音寺は浄土宗西山禅林寺派のお寺ですが、
延喜17年(917年)の慈眼阿闍梨が創建した時は「常楽寺」と称する真言宗のお寺でした。

康永元年(1342年)、第3世の浄空円実上人のときに、
浄土宗に改め現在の「観音寺」に寺号を改称したとされています。

この「観音寺」という名前の由来には、境内にある観音堂が由来とされています。
その観音堂内には、諸輪の地に古くから伝わる車坂や観音清水の伝説に関わる正観世音菩薩像が安置されています。

正観世音菩薩について

住職ご挨拶

観音寺二十世 堀部英彦

平成30年に当山住職を拝命いたしました。お寺生まれのお寺育ち。若年の頃には外界への憧れと見たさから二足の草鞋を履いて来ました。とうとう観念!或るお上人との出会いとご教導により漸く本来の僧侶に近づいた気がします。

今、心の「塵をはらえ、垢を落とせ」と、お悟りを得られた周(しゅ)利(り)槃(はん)特(どく)(釈尊の弟子)修行に倣い、実践に励んでおります。
「お坊さんは、一に掃除!二に勤行!三に修学!四に始末!」と。これが金言、かつ自身の終活と心得、日々精進致しております。

年間行事・法要

  • 修正会(1月1日)
  • 正観音祈禱会(春分の日)
  • 弘法さん(旧3月21日)
  • 観音祭礼(8月第一日曜日)
  • 盆施餓鬼会(8月10日)
  • 除夜の鐘(12月31日)